10月6日から10月11日まで北陸三県連合花展が開催されてます。
私どもも出瓶させて頂きました。
秋なのですが、お店には『ひまわり』、自宅にはまだ元気に朝顔が咲いており
そして、お生花に決めたのは花展1週間前です。
それぞれの個性が強くない秋草は千種のまざりあうやさしい趣きが美しいです。
お生花は、その風情を交ぜ生の手法によって、いけあらわします。
正風体3種生けにしました。
自然にのびゆくすすきを真に『すすき』を生かせるよう背後(副)に,『はなみずき』をさしました。
水際(体)は、『ほととぎす』とその葉で低くひきしめました。
毎朝、はさみもってすすきをさがしておりますと行きかう人に変な目で見られました
すすきを切ったらすぐに酢水につけ、次に深水に水上剤にいれてあげるともちます。
すすきの葉は馬油を塗るといいですよ
南条町で古典伝承立華展があり見に行きました。
江戸時代に京都の『六角堂』に南条の方が立華を習い行き、それ以来南条町の華道家が受け継がれております。
現代15人の80歳前後の男性会員で守られてます。
花材は自分の家や山のものを使い、日本の花を使います。
剣山も使わずわらで生けてます。
さんしゅを真にして枝が一本一本全て天に向かっているのを見て感動しました。
この作品は80歳の会長の作品です。
木や花は自然のままにしておき生け花用として一切剪定はしないそうです。
1度は見てみたかった花展でした。
とても勉強になり、伝統工芸文化の世界にいれた素敵な時間でした。
伝統文化を守ることは素晴らしいですね。